おねしょでお困りの保護者の方必見 八尾市久宝寺駅の鍼灸院より解説

寒い朝に「おねしょをした」とお子さんに起こされた経験はありませんか?この時期は特に、朝からお子さんの布団を洗うのは辛いですね。お子さんもわざとおねしょをしている訳ではないので怒る事も出来ないし・・・本当に大変ですね。また、宿泊学習やお泊り会など、楽しいはずの旅行がおねしょが心配で心から楽しめませんよね。そこで今回はおねしょについてお話ししていきたいと思います。

今回の目次

1.おねしょとは

2.原因

3.通院するタイミング

4.対策

5.まとめ

以上の4点でお話ししていきたいと思います。

1.おねしょとは

おしっこは腎臓で作られて膀胱に溜められます。そしてある一定量になると乳児期から2歳から3歳までは無意識に、昼夜を問わずおむつに排尿してしまいます。

2から3歳を過ぎると、尿意を感じてトイレでおしっこをすることができるようになります。けれど眠っている間は、目が覚めない限り尿意を感じる事が出来ません。その結果、睡眠中に尿が溜まり過ぎるとおねしょになってしまうのです。

2.原因

おねしょはなぜ起きるのでしょうか。それは大きく分けて3つあります。

原因.1

膀胱の大きさが小さい場合です。膀胱が小さいとおしっこを溜める事が不十分になります。このタイプのお子さんはおねしょが長引く傾向にあります。大人が頻繁におしっこを促し過ぎると、膀胱に尿が溜まるまでに尿を排出してしまうので、膀胱が大きくなりません。

原因.2

脳からの指令が上手くいかない状態です。ぐっすり眠っていると脳からホルモン(抗利尿ホルモン)が放出され、尿の量を濃くして尿の量を減らします。赤ちゃんはおしっこが溜まったらいつでもおしっこをします。それが睡眠のリズムができてくると、脳からホルモンをたくさん出すようにと指令が出て夜中のおしっこを減少させます。

原因.3

精神的なものです。お泊りに出かけると決まっておねしょをする。や、両親に怒られた時におねしょをしてしまう。など、精神的な変化がダイレクトにおねしょに影響する場合があります。

3.通院するタイミング

あすか鍼灸院では、どのような場合通院を勧めしているのかを見ていきましょう。おねしょの回数で3つのグループに分けて考えて行きます。

①1日に2回おねしょをしてしまうおこさん

6歳前後を目安としています。6歳を過ぎて治っていく気配がない場合は1度通院をお勧めします。

②毎晩1回おねしょをするおこさん

9歳前後を目安としています。9歳を過ぎても治っていく気配がない場合は通院を勧めています。

③1週間の半分ぐらいおねしょをするお子さん

10歳以上が通院を勧める目安にしています。10歳を過ぎても治っていく気配がない場合は通院をお勧めしています。

上の①②③以外にも判断基準があります。眠ってすぐに漏らすのか、明け方の目が覚める寸前で漏らすのかなども、通院を勧める基準はありますが大まかにはこのようなタイミングで通院を勧めています。

4.対策

おねしょ対策①

当院が最もお勧めするのがやはり鍼灸治療です。お子さんは感受性が豊かなので周りの変化に敏感に影響を受けてしまうのでストレスが多いです。しかし、そのストレスを上手に発散できません。そこでそのストレスを発散させるためにお子さんにはりをします。また、治療を受けるとお子さんが良く眠れるようになりますので、寝ている間におしっこを溜めるように指令を出すホルモンもしっかり放出されます。原因の所でお話しした2と3にアプローチしていく訳です。

おねしょ対策②

その他にはおしっこを我慢して膀胱を大きくするというトレーニングもあります。これは原因の1の所でお話ししたものにアプローチしていくものです。ですので、鍼灸治療と組み合わせて行う事によりより良い結果が期待できると思います。

夜中に起こしておねしょする前にトイレに行かせるというトレーニングもありますが、当院ではお勧めしていません。なぜなら、原因.2の所でもお話ししましたが、おしっこを溜めるように指令を出すホルモンは寝ている間に作られます。なのでぐっすり寝てもらう事も改善に不可欠な事と考えているからです。ただし、宿泊学習の時だけ心配なので起こしてもらうと言ったことは、有効だと思いますのでお勧めしています。

おねしょ対策③

おねしょをされたらついつい怒ってしまう保護者の方がおられますが、それは逆効果です。怒ってしまう気持ちは十分理解はできますが、お子さんはわざとやっているわけではありません。ついつい怒ってしまいそうになる方には、寝具を変える方法もあります。シーツを液体の通過しにくいものに変える事や、パンツやズボンもそれようの物があります。おねしょの後処理が減れば、多少の失敗は大きな気持ちで受け流せるはずです。

5.まとめ

おねしょは気長に治るのを待つのが一番の方法になります。しかし、頻繁におねしょの後始末をするのは本当に大変ですよね。しっかり対策をして早く終わりにしたいですよね。あすか鍼灸院ではお子さんの相談もお話し頂き、できる限りお手伝いできればと思っています。悩まずにまずはあすか鍼灸院にお電話下さい。

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