緊急事態宣言中過ごし方を提案 八尾市久宝寺駅近くの鍼灸院

とうとう大阪府にも緊急事態宣言が発令されましたね。

あすか鍼灸院は緊急事態宣言中も通常通り午前中9時~12時30分、午後14時~19時まで診療をしています。診療の予約や健康についてのご相談も通常通りお気軽にお問い合わせください。

今回は2回目の緊急事態宣言が発令されたという事で、前回の緊急事態宣言中に皆さんどのようにされていたのかをあすか鍼灸院の患者さんのお話しを中心にお話しをして、今回の緊急事態宣言中の過ごし方を提案させて頂きたいと思います。

不要不急の定義

緊急事態宣言が発令された後はテレビで「不要不急の外出は控えてください」とよく耳にしました。この不要不急と言うのはどのような行動が不要で不急なのか、という事を明確に伝えるものではありません。皆さん個人個人によって不要不急が異なるので定義できないという事だと思います。不要不急の定義が自分自身の生活でよくわからない方は、不要不急という言葉をイメージで捉えたのではないかと推測します。その証拠に当院の患者さんも「コロナは怖い」「コロナは悪化するスピードが速い」「コロナはあっという間に亡くなる」などの言葉を聞くと、緊急事態宣言中は外出禁止だと思って家に居てテレビを見ていた方もおられました。

日々の生活の重要性

緊急事態宣言中はテレワークをされる方が多かったですね。テレワークすることにより自宅で間食を取りやすくなり、運動不足も重なり太ったという言葉をよく聞きました。通勤や通学は想像以上に運動になっている事を実感された方も多かったのではないでしょうか。主婦の方もスーパーへ行く回数も減らし、習い事や趣味を休み自宅に居ると運動不足になると実感できたと思います。

高齢者の深刻な運動不足

新型コロナウイルスに高齢者がかかると重篤化しやすい特徴があります。そこで、緊急事態宣言中に行動を制限する必要があるのは、高齢者であることは間違いないと思います。ただ、一歩も外出しないで自宅に籠って何もしないというのは健康を損ねると思います。現に前回の緊急事態宣言中家に閉じこもってテレビを見る生活を続けた方が、緊急事態宣言が終わったら歩けなくなったので診て欲しいと言って来院されたケースもありました。若い方は運動不足が続いてもまた今までの生活に戻ればすぐに筋力が戻りますが、お年寄りの場合はもとの筋力に戻るまで大変時間がかかってしまいます。お年寄りの場合、一回体力が落ちると元の体力に戻すには「以前の体力を取り戻したい」としっかり意識を持って続けて運動する必要があります。ですので、お年寄りの運動不足は深刻な問題なのです。

あすか鍼灸院が提案する緊急事態宣言中の過ごし方

運動を行う重要性は前回のブログでも紹介しました。また、特に高齢者の運動不足は危険であるという事は上記の通りです。という事は万全に感染対策を行ったうえでの運動を行うために外出することは不要不急の行動ではないと考えます。例えば家に籠って外出をしなかったので、新型コロナウイルスにかからなかったけど、寝たきり状態になってしまった。という事態になったらこれも良くないですよね。

そこで、この緊急事態宣言中はしっかり自粛しながら、最低1日1回程度外へ出ての散歩やランニングなどの運動を行う事をお勧めします。新型コロナウイルスの感染リスクが高い行動と言うのが分かってきました。同時にリスクが少ない行動もわかってきました。それは、つまり3密と反対の行動です。ですから屋外での散歩やランニングは密閉空間ではありません。密集を避けて少人数で行い、近づかないように人との間隔を取って、さらに会話を謹んで行うとリスクは最小限に抑えられます。さらに厳重に気を付ける場合は、どこも触らずふれず・どこにも座らず行動するとなお安心だと思います。また、帰宅後の手洗いも忘れずに行ってください。

まとめ

間違ってい頂きたくないのは、むやみに外出を推奨している訳ではありません。体力維持の為に外出する事は不要ではなく必要であると私は考えています。繰り返しますが、感染防止対策はしっかりして行う事を忘れずにしてください。

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