夏の頭痛について 八尾市久宝寺駅のあすか鍼灸院より
こんにちは。
本当に暑い日が続いていますが、皆さんはクーラーを上手に活用して過ごしていますか。
以前もお話ししましたが、夏の気温が異常に高くなっていますので、熱中症を予防するためにもクーラーを上手に活用する必要があります。夏の暑さが厳しくなってくると多くなる頭痛について今回はお話しをしたいと思います。
エアコンによる頭痛
原因
エアコンが効きすぎることにより、冷え過ぎて筋肉が固くなって起こる頭痛です。先程「クーラーを上手に活用する」とお話ししましたが、ただ冷やし過ぎればよいという事をお伝えしたかったんです。
対処方法
エアコンが効いている場所から出てみる。それが出来ない場合はくびのストレッチや軽い運動をして体温を上げる事が大切です。
予防
エアコンの設定温度を28℃にしてみて寒く感じるなら温度を0.5℃上げてみる、暑く感じるなら0.5℃下げるを繰り返して自分の適温を探してください。会社などで自分の思い通りの設定温度にできない場合は、服を一枚多く着たりエアコンの冷気を直接当たらない場所に移動するなどして下さい。
光過敏による頭痛
原因
太陽の光が目から大量に入る事により、脳に過剰な刺激が入ることにより発症する頭痛です。そのよくある例として眩しい所に長くいると片頭痛が発症するということがあります。
対処方法
光刺激により過敏症状が発症した場合は、部屋を暗くしてできればくびを冷やしながら安静にして下さい。
予防
外出する場合はサングラスをしてつばのある帽子をかぶると軽減されます。
脱水による頭痛
原因
脱水状態になることで起きる頭痛です。この頭痛は先程記した2つのタイプと違い生命の危険があります。ですから対応を間違わないようにしてください。
対処方法
脱水による頭痛が起きる場合は、脱水でも軽症の度合いを過ぎ中等度の可能性が有ります。直ちにスポーツドリンクなどの水分を補給し涼しい部屋で安静にしてください。状況が改善しない場合は病院の受診が必要となります。くれぐれも注意してください。
予防方法
予防としては以前もブログで書きましたが、定期的に決められた量の水分を取るようにしてください。喉の渇きを基準にして水分摂取していると、高齢者の方は脱水を起こしてしまう可能性があるので、時間を決めて水分摂取する事をお勧めしています。詳しくは今年の7月12日にアップした「夏に向けて水分補給」(https://asuka-shinkyu.net/897)をご覧ください。