肩の痛みをこれで改善しよう!八尾市久宝寺駅近くの鍼灸院より公開

前回はツボを刺激する事で調子を整える方法をお伝えしました。今回は肩の痛みに対してご自身で行える体操をご紹介して、お困りの肩こりを改善させましょうと言うテーマでお話しします。前回の記事でもセルフケアの方法をお伝えしていますので是非そちらも併せて参考にして下さい。(https://asuka-shinkyu.net/856)

日本人の約7割は、肩こりを感じたことがあると言われています。病気が原因の場合はその病気の治療が必要ですが、多くの場合で頚から肩にかけての筋肉をほぐし、強化する事が頚の痛みの改善や予防に繋がります。

頚の痛みの起こる原因は

頚は体重の約12%も重みがある頭や、腕の重みを支えています。更に頚は頭を様々な方向に動かせるようにするためがっちりと骨や靭帯で固めることが出来ません。加えてスマホやパソコンの普及で日常的に前傾姿勢になる事が多く、頚の筋肉を酷使する状態や状況になりやすいのが大きな原因です。

ですから、肩こりや頚の痛みは体操で肩周囲の筋肉を鍛えたり、ゆっくりと伸ばすことにより血流を改善して緊張を和らげたりする事により凝りや痛みから解放されて行きます。ただし、肩や頚に強い痛みや熱感がある場合・手足に痺れや麻痺がある場合・首の手術を受けた事や頚部ヘルニアなどの疾患をお持ちの方は、必ず医師に相談してから行うようにしてください。健康になるための体操ですので、無理をして悪化させてはどうしようもありません。それでは実践の方に移って行きます。

肩の上げ下ろし体操

1つ目は上の写真のように両肩をゆっくりとあげてから、ストンと落とす。この動作を1日に10回を2セット繰り返します。椅子に腰かけて行ってもいいですし立って行っても構いません。頚と肩回りの筋肉をほぐすようなイメージで行ってください。

肩を回す体操

2つ目は肩を大きく回す体操です。上の図のように肘を曲げて手を肩に置き、肘で大きく円を描くようにゆっくりと前から後ろと、後ろから前に回します。これを1日に前後それぞれ10回を2セット行うようにしてください。胸を張り猫背にならないようにする事がポイントです気を付けて行ってください。

ストレッチ体操

ストレッチのポイントは息を止めずに、心地の良い位置まで伸ばすようにしてください。なぜならストレッチ体操で息を止めると筋肉がきちんと伸びず、十分な効果が得られません。ゆっくりと呼吸しながらストレッチしましょう。また、無理やり伸ばすのではなく、心地よい程度に伸びているのを感じながら行ってください。ストレッチは筋肉をゆっくり伸ばして血流を改善したり、緊張を和らげたりして痛みを改善する体操です。

頚を傾ける

首を右にゆっくりと傾け、10秒間静止してから元に戻す。続いて左側も同様に傾ける。1日左右3回を2セット行います。

頚を回転させる

頚をゆっくりと横に向け10秒間止めてからゆっくりと元に戻します。これを左右3回、2セット行ってください。上の2つのストレッチ運動は首から肩にかけての筋肉を伸ばすイメージで行ってください。

肩回りの筋肉を伸ばす

胸の筋肉を伸ばすように手を腰の後ろで組み、少しだけ腕を持ち上げて胸を張ってください。10秒間静止して元に戻します。1日に3回を2セット行ってください。

筋肉を強化する体操

手と頭を押しあう体操で頚の周りの筋肉を鍛える事により、肩こりや頚の痛みを出ない身体作りをします。

顔は正面を向いたままで手を組んで額に当てて、手と頭で押し合うように力を入れながら10秒間我慢してください。頭が動かないように、手と頭に均等に力を入れるようにしてください。

右手を頭の右側に当てて、手と頭で押し合うように軽く力を入れて10秒間静止してください。これを1日に左右両方とも3回、2セット行ってください。これも頭が動かないように、手と頭に均等に力を入れるようにしてください。

上記の体操を無理の無いように毎日続けてください。

体操で対応できない頑固な肩こり・頚の痛みには

この体操で改善しない頑固な肩こりや頚の痛みでお困りのあなたは鍼灸治療を一度お試しください。早めの対応が早い改善の鍵です。是非我慢しないでメールか電話で連絡ください。

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